殺風景 5/18公演

八乙女光くんの初主演外部舞台?に行ってきました。
「楽しかった」と言えるストーリーではないのですが、観てよかったです。
「きっと、終わった後に、観てよかったと言うんだろうな」と思っていたので、そういう感情で居れてよかったです。
以下、ジャニヲタ目線の簡単感想。しかし私の人間力が足りない故、ストーリーへの言及はし難い舞台だなぁ。




まず、私がミュージカルに持つイメージって、陽・夢の中のリアル・観終わったあとはふわわ〜なんだけど、舞台って陰・現実の中のアンリアル・観終わったあとはずど〜んって感じなんですね。大変抽象的だけども。

で、光のファン層がイマイチわからなかったんだけど、多分生足ショーパンキャピキャピ女子はおそらく光目当てだと思っていて。そういう女子達が耳にしたことのない汚い台詞とか血生臭い景色や感情が溢れる舞台なんだけど、ドラマやコンサートじゃ観ることの出来ない『アイドルの演じる“人間臭さ”』そこを目の当たりにすることが、これもうある種のジャニヲタの通過儀礼なのでは、とすら思えました。
…これ舞台の感想でも何でもないような気が(笑)。


『劇団シャンプーハット』は、かつてOAされていた番組『劇団演技者』で知っていたので、今回ご縁があって嬉しく思います。この番組が今もOAされていたら、きっと光のこういう演技が民放で観れたんだろうなぁと。


893の次男坊と昭和の青年の二役、大牟田弁の熱演、圧倒されました。あの猟奇的な世界のなかで立派に存在していた。素晴らしかった。
どう素晴らしかったってのがうまく言えないもんで、舞台アンケートにもかけないし次のお仕事に向けたささやかな後押しも出来ないBBAで本当に申し訳ないんだけど(泣)、私は、平成アイドルのなかでは唯一、森田剛くらい「生と性を演じられる渋い舞台俳優」になれると確信したんだよ。
いやぁしかし、演技だけでなくバラエティでのうまい一言も言えるし、楽器演奏も作詞作曲も出来ているし、未来の自担ってばスペック高過ぎ…って戦きます。じゃにーず事務所の利点を生かしてこれからもいろんな仕事をしてほしいなぁ。君の未来がキラキラ眩しすぎて見えないよ。