脳男

もうイケメン邦画しか愛せない〜、とKinKi風味でお送りしたい昨今。
2/11はとうまくん主演の『脳男』を観てきたので、すでに朧気な記憶を記録。ネタバレありー。



とにもかくにも殺人サイボーグなとうまくんが美しくて…!

言ってしまえば、“とまたん美しい”と“うす気味悪い”で構成された映画なのですよ。
爆破・サイボーグとサイコパスの戦い・少年犯罪・犯罪者の更正・裁けない殺人犯の殺害の是非、などとまぁ目にも心にも優しくない内容てんこ盛りで、後味は決して爽快じゃない。けど、無感情なとまたんが美しいからジャニヲタとして観る価値があるのだと思います(笑)。
最後の最後、脳男の笑みは感情が故か英才教育の賜物か…私は結局後者だと感じましたけどねぇ。書籍はシリーズものみたいだけど、映像化はこのままにしておく方がいい気がします、ミステリアスで。

あと、なんとしても主張したいネタバレ。
染谷くん死にすぎだろー!!
ここ半年で劇場鑑賞した映画4作品のうち『悪の経典』『ストロベリーナイト』に続き、この『脳男』でもバッチリ殺されててなんなんもう。つまり『妖怪人間ベム』以外って死に率75%ってなんなんもう。
私はお芝居するごうつんに対して「生とか性とか扱わせたい役者なのね…」と思ったことがあるけど、彼もまたそういう役者さんなのでしょうな。短期間で印象的な役をガンガン演じてるけど、そのなかにハッピーなキャラはあるのかしら…春深夜ドラマは主演でコメディだったよねたしか…と、すっかり気になる存在になったのでした。