国別対抗戦 エキシビション

04/11~4/14に代々木第一体育館で行われた国別対抗戦、こちらの大会のエキシビション(4/14)を観戦してきました。
念願の!フィギュアスケート初観戦ですー!そして二週連続の代々木ですー!(笑)わーいわーい!

以下、頭よくない感想。



冷静に考えればまぁ当たり前なんですけど、どの選手が滑っても飽きさせない、世界クラスの技を見せてくれるんですね。
そのなかで強く感じたのは、今まで贔屓目に見ていた選手だけでなく、海外のアイスダンスやペアの皆々様も本当に目が離せないってこと。アイスダンスは色気のあるプログラム、ペアはアクロバティックなプログラムで、圧倒されっぱなしでした。


日本での放送はやはりシングルが主なので、シングルの選手は男女ともに国外の選手も少しづつ顔と名前を一致させているところです。女子があんまり覚えられない私は、やっぱり根っからのオトコズキなのかしら~とか思いつつ(笑)。
今最も五輪金メダルに近い男!?なパトリック・チャン選手のスケーティングは、特別な力を感じました。今期の冒険を経て、更にパワーアップしちゃうのかしら。また、ケヴィン・レイノルズ選手とデニス・テン選手(特別招待枠)のような、伸び盛りの選手の演技も体感することができてとっても嬉しかった!


んでも、やっぱり一番目で追うのは日本選手のみんなー!
スタンバイの時点で、日本チーム席前列にだいちゃんまおちゃんあっこちゃんで並んでお喋りしてる様子が見えただけで鼻血出そうなくらい興奮した私は本当に冷静さが欠けてますね(笑)。
まおちゃん*1やリード姉弟や無良くんだけでなく、小柄な小中学生ですら素晴らしい演技を魅せてくれて感動しきりだったのだけど、そのなかでも心動かされたのはあっこちゃんとだいちゃんでした。

あっこちゃんはね、丸顔だから細く見えないけど、無駄のない(でも筋肉質過ぎない)細身の体。そんな身体で、そして28歳という年齢で、今大会でパーソナルベストを更新するのにどれほどの努力があったのでしょうか。
1位の選手は、エキシビでの演技+アンコールで他のプログラムを一部分(1分くらい?)滑ってくれるんだけど、FSの『O』で華麗に舞ってくれました。SPの『キル・ビル』も好きだけど、『O』の優雅さも素敵だったー!サーキュラーステップかなんかの風を切ってる姿をみたらグッと来るものがあったよ。


そんなこんなであっこちゃんに心を震わせつつ過ごしていたら、楽しい時間はあっという間で、個人演技では大トリなだいちゃんが登場。曲は、流れた瞬間ハッとする、二年前かなんかのFS曲『ブエノスアイレスの春*2』。もう一歩滑り出した時から感嘆漏れっぱなしでねー…!(笑)
特にステップ。よく実況席で「世界一のステップ」と言われるけど、本当に本当に世界一なんだよおおおおお…!!瞬きも惜しいくらい右へ左へと傾くエッジに細かい技が詰め込まれてて、でも全然肩肘張ってないのね。歩く・走るとおんなじ流れで自然にステップする。もうもう私は神様に「だいちゃんにスケートの素質・ステップの素質を与えてくれてありがとう」「同じ時代に生きることができて幸せです」と言うしかないのね(笑)。あんなにテレビで見てるのにそれを遥かに越える衝撃で、絶対的な存在感にまた心奪われちゃいました。別に生で見た方がかっこいいってんでもないんだけど(笑)氷上ではオーラも相まってどことなく大きく見えた気がしないでもない…!?
だいちゃんのアンコールはもはやお馴染みとなった『マンボ』!二年前のSP。会場全体が盛り上がること間違いなしの鉄板プログラムがあるって偉大だなとしみじみしつつ、まーた素晴らしいステップを披露してくれたもんだから「たのしいー!すごいー!うおー!」ってまた大感動でした。


ぶっちゃけチケ代は大層高いけど五輪をより楽しむ準備と思えばね。引退という言葉にさみしさを感じつつ、でも五輪は猛烈に楽しみなのです。

*1:SP・FS共に元気なさそうだったけど、エキシビでは可憐なポピンズ観れて嬉しかったよ。みんなまおちゃん好きすぎていろいろ言われるだろけど、がんばるよりも楽しんで!と脚注からエールを送る。

*2:Wikiによると、正式にはブエノスアイレス四季シリーズ、みたいな感じで春夏秋冬あるらしい。二年前は『ブエノスアイレスの冬』。ふむふむ。